犬の抜け毛対策は、愛犬の毛質に合うブラシで「落ちる前」に取り、床・ソファ・衣類は場所別の掃除用品で回収するのが基本です。
特にダブルコートの犬は換毛期に抜け毛が増えやすいため、ブラシ1本ですべて解決しようとせず、「愛犬用」と「部屋用」を分けて考えると毎日の負担を減らしやすくなりますよ。
犬の抜け毛対策グッズは何を選ぶ?まず用途を分けよう
犬の抜け毛対策グッズには、スリッカーブラシ、ラバーブラシ、アンダーコート除去ブラシ、コームといった犬に直接使うものだけでなく、粘着クリーナーやフローリングワイパー、掃除機などもあります。
種類が多いので「結局どれを買えばいいの?」と迷いますよね。
そんなときは、商品名から選ぶのではなく、「どこにある毛を取りたいのか」から逆算すると分かりやすくなります。
大きく分けると、役割は次のようになります。
抜け毛がある場所・目的 向いているグッズ 主な役割
愛犬の体 スリッカーブラシ 抜け毛・もつれ・毛玉のケア
愛犬の体 ラバーブラシ・グローブ 短毛犬やブラシが苦手な犬のケア
愛犬の下毛 アンダーコート除去ブラシ ダブルコートの換毛期対策
長毛犬の仕上げ ピンブラシ・コーム 毛並みを整え、もつれを確認
ソファ・服 粘着クリーナー 付着した毛を手軽に回収
フローリング ワイパー・モップ 床に落ちた毛を集める
カーペット・ラグ 掃除機 繊維に入り込んだ毛を吸い取る
空中 空気清浄機 浮遊する細かな毛やフケへの補助対策
私自身、犬と長く暮らしてきて感じるのは、抜け毛対策は「よく取れるグッズを1個買う」という発想より、抜け毛が移動する順番を考えることのほうが大切だということです。
毛は愛犬の体から抜け、床へ落ち、歩くことで舞い、ソファや服へ移ります。
つまり、愛犬の体にある段階でブラッシングし、それでも落ちた毛を床や家具で回収する。この2段構えにすると対策しやすくなります。
最初に確認したいダブルコートとシングルコート
ブラシ選びでは、まず愛犬がダブルコートなのかシングルコートなのかを確認しておきましょう。
ダブルコートは、外側のオーバーコートと内側のアンダーコートという2層の被毛を持つタイプです。
元資料では、柴犬・ゴールデンレトリバー・ポメラニアン・コーギー・シベリアンハスキーなどが代表例として挙げられています。
一般的に春と秋にアンダーコートが生え替わりやすく、目安として春は5〜7月ごろ、秋は9〜11月ごろとされています。ただし、実際の換毛時期や抜け毛の量は犬の個体差や生活環境によって変わります。
一方のシングルコートは基本的にアンダーコートを持たず、元資料ではトイプードル・マルチーズ・ヨークシャーテリア・パピヨンなどが例として紹介されています。
明確な換毛期が目立ちにくく、一年を通じて少しずつ毛が生え替わる傾向があります。
ここで大事なのが、抜け毛が多い=強力なブラシを使えばよい、ではないことです。
特にアンダーコート除去を目的とする道具はダブルコート向けです。シングルコートの犬に対して「たくさん取れるから」という理由だけで選ばないようにしましょう。
犬種名だけでは判断しにくい場合や愛犬の被毛タイプが分からない場合は、トリマーさんなどに確認してから選ぶと安心ですよ。
犬の抜け毛対策におすすめのブラシは?毛質と目的で使い分けよう
犬に直接使う抜け毛対策グッズでは、スリッカー・ラバー・アンダーコート除去・ピンブラシやコームが代表的です。
それぞれ得意分野が違うため、「どれが一番優秀か」ではなく、「うちの子には何が必要か」で考えてみましょう。
スリッカーブラシ|抜け毛と毛玉をまとめてケアしたい
スリッカーブラシは、細いピンが多数並んだ定番タイプです。
抜け毛を取りながら毛のもつれや毛玉もケアしやすく、特に中毛〜長毛の犬やダブルコートの犬で使いやすいブラシです。
元資料では、2026年8月9日公開のイヌディアの記事で、スリッカーブラシについて長毛から短毛まで幅広く使え、もつれをほぐしながら抜け毛をかき出せるタイプとして紹介されています。
ただし、細いピンを皮膚へ強く押し付ける使い方は避けましょう。
「たくさん毛を取りたい」と思うと、つい力を入れたくなりますよね。でも、抜け毛対策は一度に大量に取る競争ではありません。
毛並みに沿って優しく動かし、皮膚の赤みなどがないか確認しながら少しずつ進めてください。
スリッカーには硬めのハードタイプと柔らかめのソフトタイプがあり、丸いピン先や肌当たりに配慮された商品もあります。
初めてブラッシングする犬や皮膚への刺激が気になる場合は、柔らかめのタイプから検討する方法もあります。
ラバーブラシ・グルーミンググローブ|短毛犬やブラシ嫌いの犬に
ラバーブラシは、ゴムやシリコン素材の突起を使って抜け毛を集めるタイプです。
スリッカーのような細い金属ピンがないため、短毛犬やブラッシングに慣れていない犬にも試しやすいのが特徴です。
手袋型のグルーミンググローブなら、愛犬をなでるような動きで使えます。
「ブラシを見せると逃げちゃう」という子っていますよね。そんな場合は、いきなり本格的なブラシで全身をとかすより、グローブ型で短時間触れるところから慣らしていく方法もあります。
元資料では、チワワ・フレンチブルドッグ・ラブラドールレトリバーなどの短毛種に特に向くタイプとして紹介されています。
一方、長毛犬の毛玉や細かなもつれをほぐす用途には十分でない場合があります。
ラバーブラシだけですべて終わらせるのではなく、必要に応じてスリッカーやコームと組み合わせてください。
アンダーコート除去ブラシ|換毛期のダブルコートに
ダブルコートの犬で換毛期の抜け毛が多い場合は、アンダーコート除去に特化したブラシも選択肢になります。
代表例として元資料ではFURminator(ファーミネーター)が取り上げられ、ステンレス製のエッジを使ってアンダーコートの抜け毛を取り除くタイプと説明されています。
イヌディアが紹介した「FURminator 小型犬用Sサイズ 長毛種用」には、刃についた毛を取り除きやすくするワンプッシュ機能もあるとされています。
同資料では2026年9月11日11時13分時点のAmazon調査価格として5,500円が掲載されていましたが、価格や在庫、販売形態は変動するため購入時に最新情報を確認してください。
重要なのは、「たくさん取れる=毎日たくさん使ってよい」と考えないことです。
アンダーコート除去タイプは用途が限定された道具なので、愛犬の被毛タイプを確認し、同じ場所へ何度も強く当てないようにします。
シングルコートの犬には適さない場合があるため、被毛タイプが分からない状態で使うのは避けたほうが安心です。
ピンブラシ・コーム|長毛犬の仕上げに
ピンブラシは、スリッカーよりピンの間隔が広く、長い被毛を整える仕上げに向いています。
コームはさらに最後のチェック役です。
ブラッシング後にコームを通すことで、取り切れていないもつれや毛玉を確認しながら毛流れを整えられます。
イヌディアの記事では「Petio FIXCARE 粗目細目ダブルコーム」のように、粗目と細目を使い分けられるタイプも紹介されています。
長毛犬の場合は、「抜け毛を取るブラシ」と「仕上がりを確認するコーム」を別々に考えると選びやすくなりますよ。
落ちた犬の抜け毛には何がおすすめ?掃除用品を場所別に選ぼう
どれだけ丁寧にブラッシングしても、犬と暮らしていれば抜け毛を完全にゼロにするのは難しいものです。
そこで次に必要になるのが、床・ソファ・衣類・カーペットなど、毛が落ちた場所に合わせた掃除用品です。
ソファ・服には粘着クリーナー
いわゆる「コロコロ」と呼ばれる粘着クリーナーは、ソファ、クッション、カーペット、衣類などについた毛を手軽に取り除きたいときに便利です。
大がかりな準備がいらないので、リビングに1本置いておけば「ちょっと毛が気になる」というタイミングですぐ使えます。
広いソファには幅広タイプ、服には小型タイプなど、使う場所に合わせてサイズを変えると扱いやすくなります。
ただし、生地によっては強い粘着力が負担になることもあります。大切な衣類やデリケートな素材では、製品の使用対象を確認してください。
フローリングにはワイパーやモップ
フローリングにふわふわと集まる犬の毛には、フローリングワイパーやモップが使いやすいでしょう。
元資料では、最初から掃除機をかけると排気などで軽い毛が舞い上がる場合があるため、先にワイパーで毛を集め、その後に掃除機で吸い取る方法が紹介されています。
これは私も、抜け毛掃除では意識したいポイントだと感じます。
掃除機の吸引力だけを重視するのではなく、「毛を舞わせず、まず集める」という一工程を入れるわけですね。
特に部屋の隅、家具の脚まわり、壁際などには毛が集まりやすいものです。
部屋全体を勢いよく掃除するより、隅にたまった毛を先に集めるほうが効率よく感じられることもありますよ。
カーペット・ラグには掃除機
カーペットやラグでは、毛が表面に落ちるだけでなく繊維の間へ入り込みます。
このような場所では掃除機が中心になります。
ペットの毛への対応をうたうヘッドや回転ブラシを搭載した製品もありますが、選ぶときは「ペット用」という言葉だけで決めず、自宅の床材やラグとの相性、ヘッドのお手入れ方法なども確認しましょう。
そして意外と忘れやすいのが、掃除機そのもののメンテナンスです。
抜け毛が多い時期には、ダストボックスやブラシ部分、フィルターにも毛がたまりやすくなります。取扱説明書に従って定期的に確認しておきましょう。
空気清浄機は補助役として考える
空気清浄機は、空中を漂う細かな毛やフケなどへの補助的な対策として考えられます。
ただし、床に落ちている犬の毛を空気清浄機が次々に吸い込んでくれるわけではありません。
ここを勘違いすると、「せっかく買ったのに毛が減らない」と感じる原因になります。
ブラッシング=発生源への対策、床掃除=落下後の対策、空気清浄機=空中への補助対策と役割を分けて考えると分かりやすいですよ。
購入する場合は、部屋の広さに対する適用畳数やフィルターのお手入れ方法、交換費用なども確認しておきましょう。
犬の抜け毛対策グッズを失敗せず選ぶ方法は?
抜け毛対策グッズを選ぶときに大切なのは、レビュー件数や「ごっそり取れる」といった印象だけで決めないことです。
毛質・体格・皮膚への当たり・使う場所・お手入れのしやすさまで確認しましょう。
ブラシは愛犬の体格にも合わせる
同じ種類のブラシでも、サイズによって扱いやすさが変わります。
小型犬に大きすぎるブラシを使えば、顔まわりや足など細かな場所をケアしにくくなります。反対に大型犬へ小さすぎるブラシを使うと時間がかかり、飼い主さんにとっても負担になりやすいでしょう。
元資料でも、犬の体の大きさに合わせてブラシサイズを選ぶことがポイントとして挙げられています。
毎日あるいは定期的に使うものだからこそ、愛犬だけでなく飼い主さんが無理なく扱えるサイズも大切なんです。
持ちやすさと毛の捨てやすさも確認する
ブラシの性能ばかり見ていると見落としやすいのが、グリップと使用後のお手入れです。
抜け毛がよく取れても、毎回ピンに絡んだ毛を取るのに苦労すると、次第に使わなくなってしまうかもしれません。
イヌディアが2026年8月9日に公開した記事では、ワンタッチで抜け毛を捨てられる機能や、手のひらにフィットするサイズも選択基準として挙げられていました。
ブラッシングは一度だけの作業ではありません。
だから私は、「除去力」だけでなく「明日も使いたいと思えるか」まで含めて性能だと考えています。
まず1〜2種類から始める
初めて犬を迎えたばかりなら、最初から何種類ものブラシや掃除用品をそろえる必要はありません。
愛犬の毛質に合ったブラシを1本選び、家の中で毛が特に気になる場所に合う掃除用品を1つ組み合わせるところから始めてみましょう。
例えば短毛犬ならラバーブラシ+粘着クリーナー、長毛犬ならスリッカー+コーム、換毛期のダブルコートなら普段用ブラシに適切なアンダーコート対策を追加する、といった考え方です。
実際に暮らしてみると、「床よりソファが大変」「ブラシより服につく毛が気になる」など、その家庭ならではの困りごとが見えてきます。
そこから必要なものを追加したほうが、使わないグッズを増やさずに済みますよ。
ブラッシングの頻度と正しい使い方は?
ブラシは種類だけでなく、使い方と頻度も大切です。
元資料には短毛犬は週2〜3回程度、長毛犬やダブルコート犬は毎日を目安とする情報がある一方、別資料では長毛種は週3〜5回という目安も紹介されています。
さらにnademoの2025年9月29日公開記事では、できるだけ毎日のブラッシングがよいとする考え方も示されています。
このように目安には幅があります。
犬種、毛量、毛質、換毛期かどうか、皮膚の状態などで必要な頻度は変わるため、回数だけを絶対的なルールにしないことが大切です。
換毛期は通常より抜け毛が増えるため、愛犬の状態を見ながら頻度を調整してみましょう。
最初は広い場所から優しく
ブラッシングは背中など比較的触られることを受け入れやすい広い場所から始めます。
顔まわりや足先など敏感な部分は、愛犬の様子を見ながら短時間で優しく行いましょう。
ブラッシングが苦手な犬に対して、最初から全身を完璧に仕上げようとすると、お互いに疲れてしまいますよね。
「今日は背中だけでも落ち着いてできた」という小さな成功を重ねるほうが、長い目では続けやすいと私は感じます。
毛並みに沿って力を入れすぎない
基本は毛の流れに沿ってブラシを動かします。
特にスリッカーなど金属製の細いピンを持つブラシでは、皮膚へ押し付けるような使い方を避けましょう。
毛玉がある場合も、力任せに引っ張ってはいけません。
根元付近を指で支えながら毛先側から少しずつほぐし、難しい毛玉は無理をせずトリミングサロンなどへ相談する選択肢もあります。
ブラッシングを「抜け毛回収だけの時間」にしない
私が長年犬と暮らしていて大切だと感じているのがここです。
ブラッシングは毛を取る時間であると同時に、普段は被毛に隠れて見えにくい皮膚を確認できる時間でもあります。
ブラシを動かしながら、皮膚に赤みがないか、いつもと違う部分がないか、触られるのを急に嫌がる場所がないかを確認してみてください。
「今日は何グラム毛が取れたか」より、「今日もいつも通りかな」と愛犬を見る時間にする。
そう考えると、抜け毛対策が単なる面倒な家事ではなく、毎日の健康観察にもつながっていきますよ。
犬の抜け毛対策は「ブラッシング場所」まで決めるとラクになる
ここからは、抜け毛対策グッズそのものだけでなく、使い方を一歩進めて考えてみましょう。
私が特におすすめしたい考え方は、ブラッシングする場所を家庭内でなるべく固定することです。
せっかくブラシで抜け毛を取っても、リビングの中央でブラッシングして毛が周囲へ飛び散れば、その後の掃除が増えてしまいます。
そこで、掃除しやすい場所を「ブラッシングスペース」として決めておきます。
例えばフローリングの一角など、終わったあとにワイパーや掃除機で毛を回収しやすい場所です。
ブラシ、毛を捨てる袋、ワイパーなども近くにまとめておけば、「ブラシを探す→犬を呼ぶ→終わってから掃除用品を取りに行く」という小さな手間を減らせます。
抜け毛対策というと高性能な道具へ目が向きがちですが、実際には毛を家中へ広げない動線づくりも大切です。
愛犬の体から抜ける前に取る。
同じ場所でブラッシングする。
その場に落ちた毛をすぐ回収する。
残った床や家具の毛を場所別の掃除用品で取る。
この順番を習慣にすると、「家中に毛が散ってから大掃除する」という後追い型の対策から、毛を広げにくい予防型の対策へ変えやすくなります。
私はこの考え方が、グッズをたくさん買うこと以上に日々の負担を左右するポイントだと思っています。
抜け毛が急に増えたらグッズだけで対応していい?
換毛期に毛がたくさん抜けること自体は珍しいことではありません。
ただし、抜け毛の変化に皮膚症状などが伴う場合は、単なる換毛と決めつけないことも大切です。
元資料では、皮膚の赤みやかゆみがある、円形に毛が抜けている、換毛期以外に急に抜け毛が増えたといった場合には、皮膚や健康上の問題が関係している可能性もあるため、動物病院への相談が勧められています。
抜け毛が増えたとき、「もっと強力なブラシで取ろう」と考えてしまうかもしれません。
でも、いつもと違う抜け方をしているなら、ブラシを強くする前に愛犬の皮膚や体調を観察してください。
ブラッシング中に見つけた赤みや脱毛部分を「掃除の問題」ではなく「愛犬からの変化のサイン」として見ることが大切です。
この記事で紹介している内容は日常的な抜け毛対策についての一般的な情報であり、病気の診断や治療を目的としたものではありません。気になる症状がある場合は、獣医師へ相談してください。
犬の抜け毛対策グッズについて私が考えること
犬の抜け毛対策グッズを調べると、「ごっそり取れる」「掃除がラク」といった分かりやすい特徴に目が行きます。
もちろん除去力は重要ですが、私はそれ以上に、愛犬に負担なく続けられること、そして飼い主さん自身が面倒にならないことが重要だと考えています。
どれほど抜け毛が取れるブラシでも、愛犬が毎回嫌がるなら使い続けるのは難しいですよね。
逆に除去力が穏やかなラバーブラシでも、愛犬がなでられるように受け入れてくれて毎日続けられるなら、その家庭では十分価値があります。
掃除用品も同じです。
高性能な掃除機を1台用意すればすべて終わるとは限りません。服には粘着クリーナー、フローリングにはワイパー、カーペットには掃除機というように、毛がある場所に合わせた道具のほうが使いやすいケースがあります。
そして、ブラッシングと掃除は別々の作業に見えて、実はつながっています。
ブラッシングで室内に落ちる前の毛を減らせれば、その後の床掃除やソファ掃除の負担も減らしやすい。
つまり、犬の抜け毛対策は「掃除能力を上げる」だけではなく、「掃除しなければならない毛をなるべく増やさない」という発想がポイントです。
一方で、抜け毛をゼロにすることを目標にする必要はないとも思います。
犬には自然な毛の生え替わりがありますし、犬と暮らしている以上、ある程度の抜け毛は日常の一部です。
「一本も落とさない」と頑張りすぎるより、愛犬に合うブラシを選び、掃除しやすい場所でブラッシングし、床やソファに残った毛を手軽に回収する。
この仕組みを作るほうが、飼い主さんにも愛犬にも優しい抜け毛対策ではないでしょうか。
商品を選ぶときも、ランキングの順位だけを見るのではなく、愛犬の被毛タイプ、体格、皮膚の状態、ブラッシングへの慣れ、自宅の床材まで考えてみてください。
同じ犬種でも毛量や毛質には個体差があります。
「みんなにおすすめの1本」を探すより、わが家の愛犬と暮らしに合う組み合わせを見つけること。それが結果として、長く続けやすい抜け毛対策につながると私は考えています。
まとめ|犬の抜け毛対策グッズはブラシと掃除用品を役割別に選ぼう
犬の抜け毛対策グッズは、ひとつの商品だけで解決しようとせず、「愛犬の体にある毛」と「家に落ちた毛」を分けて考えると選びやすくなります。
スリッカーブラシは抜け毛やもつれ、ラバーブラシやグローブは短毛犬やブラッシングが苦手な犬、アンダーコート除去ブラシは主に換毛期のダブルコート、ピンブラシやコームは長毛犬の仕上げというように、それぞれ得意な仕事があります。
室内では、ソファや衣類には粘着クリーナー、フローリングにはワイパー、カーペットには掃除機など、毛がある場所に合わせて使い分けてみましょう。
初めから全部そろえなくても大丈夫です。
まずは愛犬の毛質に合うブラシと、家の中で一番毛が気になる場所に使える掃除用品から始めて、必要に応じて少しずつ追加していきましょう。
よくある質問
犬の抜け毛対策にはどのブラシがおすすめですか?
犬の毛質によって異なります。短毛犬やブラッシングが苦手な犬ならラバーブラシ、中〜長毛で毛玉やもつれも気になる場合はスリッカー、ダブルコートの換毛期には用途に合ったアンダーコート除去ブラシなどが候補になります。
「一番毛が取れるブラシ」ではなく、愛犬の被毛タイプと皮膚への当たり方が合っているかを優先しましょう。
犬の抜け毛は掃除機とコロコロのどちらが便利ですか?
用途が違うので使い分けるのがおすすめです。
カーペットやラグなど広い場所には掃除機、ソファや衣類など部分的に付着した毛には粘着クリーナーが使いやすいでしょう。フローリングなら、先にワイパーなどで毛を集めてから掃除機を使う方法もあります。
換毛期は毎日ブラッシングしたほうがいいですか?
元資料では、短毛犬は週2〜3回、長毛犬やダブルコート犬は毎日など複数の目安が紹介されており、換毛期には頻度を増やす考え方が示されています。
ただし犬種や毛質、皮膚の状態には個体差があります。回数だけにこだわらず、愛犬の皮膚や抜け毛の状態を見ながら調整し、刺激が強すぎない方法で続けてください。


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