犬の毛が服につくときの対策|洗濯前後で抜け毛を減らす方法

犬を抱いたあと服についた抜け毛を確認し洗濯前に粘着クリーナーで丁寧に取り除いている飼い主 犬のお手入れ

犬の毛が服につくときは、洗濯前に毛を減らし、洗濯中の再付着を抑え、洗濯後に残った毛を取るのが基本です。

「洗濯機に入れれば全部取れる」と考えるより、毛が移動する途中で少しずつ回収したほうが対策しやすくなります。

  1. 犬の毛が服について洗濯しても取れないのはなぜ?
    1. 犬の毛は「入口・途中・出口」の3か所で考える
  2. 犬の毛を洗濯前に減らすにはどうすればいい?
    1. 粘着ローラーで目立つ毛を先に取る
    2. エチケットブラシは「さっと取る」ときに便利
    3. 毛が多い服と少ない服を必要に応じて分ける
    4. 「毛の量」と「目立ち方」を分けて考える
  3. 洗濯中に犬の毛を別の服へつけにくくするには?
    1. くず取りネットや洗濯ボールは「補助」と考える
    2. 柔軟剤は静電気対策の一つとして考える
    3. ペットの毛対策を目的とした洗剤もある
    4. 一度に対策を増やしすぎない
  4. 洗濯後も犬の毛が服についていたらどうする?
    1. 乾燥機を使うなら衣類表示とフィルターを確認する
    2. 洗濯機の糸くずフィルターなども確認する
    3. 乾いた服に残った毛は仕上げで取る
  5. 犬の毛が服につく量を普段から減らすには?
    1. ブラッシングで抜けた毛を早めに回収する
    2. 犬種だけでなく実際の毛質を見る
    3. 「毛がつく服」を覚えておくと対策が楽になる
  6. 犬の毛対策は「毛の移動経路」で考えると分かりやすい
  7. まとめ|犬の毛が服につくなら洗濯前後で少しずつ減らそう
  8. よくある質問
    1. 犬の毛がついた服をそのまま洗濯してもいい?
    2. 犬の毛が洗濯しても取れないのはなぜ?
    3. 犬の毛対策には柔軟剤やペット用洗剤を使ったほうがいい?

犬の毛が服について洗濯しても取れないのはなぜ?

犬の毛がついた服をそのまま洗うと、毛が衣類の繊維に残ったり、洗濯中に離れた毛が別の服へ移ったりすることがあります。

そのため、犬の毛対策は「どんな洗剤を使うか」だけでなく、洗濯機へ入れる前から考えることが大切です。

2024年10月4日に公開されたmimipetsブログ編集部の記事でも、ペットの毛がついた服を普通に洗濯すると、洗濯機に毛が残ったり、ほかの衣類に毛が付着したりすることがあるとして、洗濯前の毛取りや衣類の仕分けなどを紹介しています。

また、2024年10月23日公開のワンクォール「ドッグライフハックス#03」でも、服についた犬の毛を取る方法が取り上げられています。一般的な粘着ローラーだけでなく、飼い主さんが日常で実践している工夫を紹介する内容です。

こうした情報を見ても分かるように、犬の毛対策には「これ一つですべて解決」という方法があるわけではありません。

私自身、長く犬と暮らしてきて感じるのは、抜け毛は「取る場所」を一か所に集中させないほうが管理しやすいということです。

洗濯前、洗濯中、洗濯後。それぞれで少しずつ毛を減らしていきましょう。

犬の毛は「入口・途中・出口」の3か所で考える

犬の毛が服について困ったとき、私は「入口・途中・出口」の3か所に分けて考えるようにしています。

タイミング 主な対策 目的
洗濯前 粘着ローラー・衣類ブラシ・仕分け 洗濯機へ入る毛を減らす
洗濯中 くず取り用品・対応する洗剤や柔軟剤 毛の回収や再付着対策
洗濯後 フィルター確認・衣類ブラシなど 残った毛を次へ持ち越さない

私はこの中でも、最初に見直したいのは「入口」である洗濯前だと考えています。

なぜなら、洗濯機へ入れなかった毛は、洗濯中に別の服へ移る心配も、洗濯機のフィルターへ残る心配も少なくなるからです。

新しい毛取りグッズを次々に増やす前に、まず服についた毛を洗濯前に減らせないか確認してみましょう。


犬の毛を洗濯前に減らすにはどうすればいい?

犬の毛がたくさんついた服は、乾いているうちに目立つ毛を取り、毛の多い衣類と少ない衣類を必要に応じて分けてから洗濯するのが取り入れやすい方法です。

特別な道具がなくても、手元にある粘着ローラーや衣類ブラシから始められます。

粘着ローラーで目立つ毛を先に取る

2024年10月4日のmimipetsの記事では、服についた犬や猫の毛を取る一般的な方法として粘着ローラーが紹介されています。

愛犬と触れ合ったあとの服なら、特に確認したいのは次の部分です。

  • 胸やお腹
  • 袖や腕
  • 太ももや膝
  • お尻や背中
  • 抱っこしたときに愛犬が触れる場所

ここで大切なのは、一本残らず取ろうとしないことです。

最初から完璧を目指すと、毎日の洗濯が「犬の毛を探す時間」になってしまいますよね。

私なら、まず目立つ毛や毛のかたまりを取り、「大量の毛をそのまま洗濯機へ持ち込まない」ことを目標にします。

特に換毛期は、昨日きれいにした服に今日また毛がついていることも珍しくありません。100点を目指すより、毎回続けられる方法を作るほうが現実的ですよ。

ただし、粘着力の強いものを繊細な生地へ繰り返し使用すると、生地を傷める可能性があります。

ワンクォールの記事でも、方法によっては繊維の種類次第で衣類を傷つける可能性があるとして注意を促しています。衣類の素材や使用する製品の注意事項を確認してくださいね。

エチケットブラシは「さっと取る」ときに便利

粘着テープを毎回消費するのが気になる場合は、エチケットブラシという選択肢もあります。

mimipetsの記事では、エチケットブラシについて、粘着ローラーのようなゴミが出ず、外出前などにさっと毛を取りたい場面に使いやすい方法として紹介しています。

一方、同記事では、しっかり毛を取り除きたい場合には粘着ローラーより除去力が劣るとしています。

ですから、「どちらが優秀か」で決める必要はありません。

毛が多いときは粘着ローラー、出かける直前の仕上げにはエチケットブラシというように、目的を分けると使いやすいでしょう。

毛が多い服と少ない服を必要に応じて分ける

犬の毛がびっしりついた部屋着と、毛をつけたくない外出着を一緒に洗うと、洗濯中に離れた毛がほかの衣類へ移る可能性があります。

mimipetsの記事でも、犬や猫の毛がついた服とついていない服を分ける方法や、ペットと触れ合う服と外出着を分けて洗う工夫が紹介されています。

とはいえ、家族の洗濯物を毎回細かく分類するのは大変ですよね。

私は、「毛がかなり多い服だけ別扱い」くらいから始めるのが続けやすいと思っています。

たとえば愛犬を長時間抱っこした日の服、換毛期に毛が集中してついた部屋着、犬がよく乗るブランケットなどです。

全部を分けるのではなく、毛の量を見て判断してみましょう。

「毛の量」と「目立ち方」を分けて考える

ここで覚えておきたいのが、服に見えている毛の多さと、実際についている毛の量は必ずしも同じではないということです。

2026年6月23日公開、同年9月9日更新の「犬の抜け毛が服につく問題を、洗濯の前・中・後で減らした方法」では、クリーム系の毛色のポメプー「パフィ」の毛が黒や紺の服では目立つ一方、白いシャツでは目立ちにくいという飼い主さんの体験が紹介されています。

これは、初めて犬と暮らす方には意外と大切な視点だと思います。

「黒い服だけものすごく毛がつく」と感じても、実際には毛が増えたのではなく、犬の毛色と服の色のコントラストによって見えやすくなっている場合も考えられるからです。

対策を考えるときは、「毛がどれくらいついたか」と「どれくらい目立っているか」を一度分けて見てみましょう。

これだけでも、「洗濯方法が悪いのかな」と必要以上に悩まずに済むことがありますよ。


洗濯中に犬の毛を別の服へつけにくくするには?

洗濯前に毛を減らしたら、次は洗濯中に離れた毛を回収したり、衣類へ再付着しにくくしたりする方法を考えます。

ここで選択肢になるのが、くず取り用品、洗濯ボールやスポンジ、柔軟剤、ペットの毛対策を目的とした洗剤などです。

くず取りネットや洗濯ボールは「補助」と考える

mimipetsの記事では、洗濯中に犬や猫の毛を回収する方法として、くず取りネットが紹介されています。

衣類の上に置いて洗濯し、洗濯中に浮いたゴミや毛を絡め取るという考え方です。

また、犬や猫の毛などを絡め取る目的の洗濯ボールやスポンジも市販されています。

ただし、私はこうした用品を洗濯前の毛取りの代用品にしないほうがよいと考えています。

服に大量の毛がついた状態で「ボールを入れたから大丈夫」とするより、目立つ毛を先に取ったうえで補助的に使うほうが、役割を理解しやすいからです。

また、洗濯ボールやスポンジは製品ごとに対応する洗濯機や使用条件が異なります。

ドラム式や乾燥運転などで使用できない製品も考えられるため、パッケージやメーカーの使用方法、洗濯機側の取扱説明書を確認してから使いましょう。

柔軟剤は静電気対策の一つとして考える

犬の毛が衣類へ付着する背景の一つとして、静電気が挙げられます。

mimipetsの記事では、静電気を抑えるタイプの柔軟剤を使用することで、毛の付着を抑える方法が紹介されています。

ただし、柔軟剤そのものが犬の毛を一本ずつ回収するわけではありません。

そのため、「柔軟剤を使えばコロコロ不要」ではなく、静電気による付着を抑えるための補助策として捉えるのが分かりやすいでしょう。

使用量を増やせば効果が高まると自己判断するのも避け、製品に表示された量や衣類の洗濯表示に従ってくださいね。

犬用のベッドや毛布などに使用する場合も、その製品が用途に適しているかを確認しましょう。

ペットの毛対策を目的とした洗剤もある

一般的な衣類用洗剤とは別に、ペットの毛を衣類から離れやすくしたり、再付着しにくくしたりすることを目的とした製品も販売されています。

元ネタの一つでは、北の快適工房(株式会社北の達人コーポレーション)の「リモサボン」が取り上げられています。

同記事によると、リモサボンは「離毛促進」と「付着防止」のコーティングを特徴としてメーカーが説明している製品で、内容量は600gとされています。

一方で、元ネタの記事自体も毛が100%つかなくなるものではないと説明しています。

ここはとても大切です。

犬の毛質、衣類、生地表面、洗濯量、洗濯機など条件が違えば、同じ用品でも使用感が同じになるとは限りません。

また、価格・販売条件・商品の仕様は変わる可能性があります。購入を検討する場合は、最新の情報をメーカー公式で確認してください。

私なら、最初から専用品を買うのではなく、洗濯前の毛取りと仕分けを試し、それでも負担が大きければ専用品を検討するという順番にします。

一度に全部変えてしまうと、「何を変えたことで楽になったのか」が分からなくなるからです。

一度に対策を増やしすぎない

犬の抜け毛に悩み始めると、毛取りローラー、洗濯ボール、専用洗剤、柔軟剤、ブラシ……と、つい全部試したくなりますよね。

けれども、私は一つずつ変えて結果を見ることも立派な抜け毛対策だと考えています。

たとえば今週は「洗濯前の毛取り」だけを丁寧にする。

それでも別の服への毛移りが気になるなら、次に「毛の多い服だけ分ける」。

それでも困るなら、対応する毛取り用品を試す。

こうすると、自分の家庭で本当に必要な対策が見えやすくなります。

抜け毛対策は「便利グッズを何個持っているか」ではなく、毛がどの段階で増えているのかを見つける作業と考えると、ずっとシンプルになりますよ。

※画像はAIによるイメージ

洗濯後も犬の毛が服についていたらどうする?

洗濯後も犬の毛が残っている場合は、衣類だけでなく洗濯機や乾燥機のフィルターも確認し、乾いた服に残った毛を仕上げで取り除きましょう。

洗濯が終わった時点を「抜け毛対策の終了」にしないのがポイントです。

乾燥機を使うなら衣類表示とフィルターを確認する

mimipetsの記事では、乾燥機の温風によって服の表面についた犬や猫の毛を離し、乾燥フィルターで回収する方法が紹介されています。

乾燥工程で衣類から離れた毛がフィルターへ集まるのであれば、その毛を放置しないことも大切です。

ただし、すべての衣類を乾燥機へ入れてよいわけではありません。

衣類の洗濯表示と乾燥機の取扱説明書を最優先し、タンブル乾燥に対応していない衣類には使用しないでください。

乾燥後は、メーカーが指定している方法で乾燥フィルターを確認・清掃しましょう。

洗濯機の糸くずフィルターなども確認する

犬の毛が多い家庭では、衣類から離れた毛が洗濯機側に残る可能性も考えておきたいところです。

洗濯後に毎回別の服へ毛がつくようなら、家庭で清掃できる糸くずフィルターなどを確認してみましょう。

ただし、洗濯機の構造はメーカーや機種によって異なります。

「毛がありそうだから」と自己流で洗濯機を分解するのではなく、取扱説明書に記載された範囲と方法でお手入れしてくださいね。

私は、換毛期だけでも「洗濯物を取り出す→フィルターを見る」までを一つの流れにすると忘れにくいと思っています。

毎回大掃除をする必要はありません。毛がどこへ集まっているのかを把握するだけでも、次の対策を考える材料になります。

乾いた服に残った毛は仕上げで取る

洗濯後に乾いた服へ少量の毛が残っているなら、最後に衣類ブラシや粘着ローラーで取り除く方法があります。

元ネタの体験記事では、乾燥機がない家庭で、乾いた洗濯物を屋外で軽く払ってから、残った毛を粘着ローラーで仕上げる方法も紹介されています。

ただし、屋外で強く振り回したり、周囲へ毛やほこりを大量に飛散させたりするのは避けたいところです。

自宅の環境や近隣への配慮も忘れず、必要なら室内で衣類ブラシなどを使いましょう。

私が特に意識したいと思うのは、服をクローゼットへ戻す前に確認することです。

毛がたくさん残った服をそのまま収納すると、ほかの衣類へ触れて毛が移る可能性があります。

「洗濯機に入れる前」と「収納する前」。

この2回だけ服を見る習慣を作ると、毛の持ち越しを見つけやすくなりますよ。


犬の毛が服につく量を普段から減らすには?

洗濯だけで犬の毛を処理し続けるより、服へ届く前の抜け毛を日常のお手入れで回収することも大切です。

ただし、犬種名だけで「この子は抜ける・抜けない」と決めず、実際の毛質や抜け方を観察しましょう。

ブラッシングで抜けた毛を早めに回収する

服につく毛を減らしたいときは、愛犬のブラッシングも見直したいポイントです。

抜けた毛や抜けかけた毛を適切なブラッシングで回収できれば、床やソファ、衣類へ移る毛を減らす助けになります。

ただし、ブラッシングの頻度やブラシの種類は、犬種や被毛、皮膚の状態などによって異なります。

「抜け毛が多いから」と力を入れて何度もこすればよいわけではありません。

元ネタのmimipetsの記事でも、毛玉をほぐす際は地肌が引っ張られないよう手で支えながら、毛先側から少しずつ進める方法が紹介されています。

ただ、今回のテーマは服につく抜け毛ですから、毛玉を無理に自宅で処理するところまで踏み込む必要はないでしょう。

毛玉がひどい、皮膚の近くで固まっている、自分では安全に処理できないと感じた場合は、トリミングサロンなど専門家へ相談する選択肢もあります。

犬種だけでなく実際の毛質を見る

元ネタの体験記事では、ポメラニアンとトイプードルのミックスであるポメプー「パフィ」の例が紹介されています。

飼い主さんは迎える際にトイプードルが入っているため抜け毛が少ない趣旨の説明を受けたものの、実際に暮らし始めると床や服に毛が落ちたとしています。

この例からも、私は犬種名だけで家庭の抜け毛対策を決めつけないことが大切だと考えます。

同じ犬種やミックス犬でも個体差がありますし、毛の長さだけでなく、太さや硬さ、衣類への絡み方も違います。

「短い毛だから簡単」「長毛だから大変」と一括りにせず、実際に服へついた毛を見てみましょう。

表面にふわっと乗っているのか。

繊維の奥へ入り込んでいるのか。

特定の服だけ大量につくのか。

この観察が、粘着ローラーが向いているのか、衣類側を見直したほうがよいのか、洗濯工程を変えたほうがよいのかを判断する手がかりになります。

「毛がつく服」を覚えておくと対策が楽になる

長年犬と暮らしていると、同じ日に同じ犬と触れ合っても、毛が目立つ服とそうでもない服があることに気づきます。

これは、犬側だけを見ていては分かりにくいポイントです。

私なら「犬の毛がつきやすかった服」を何となくでも覚えておき、愛犬とたっぷり触れ合う日の部屋着と、毛を目立たせたくない外出着を使い分けます。

大好きな服を捨てたり、愛犬を抱っこするのを我慢したりする必要はありません。

犬側を変えるだけでなく、人側の服の使い方を変えるのも立派な抜け毛対策です。

たとえば、帰宅したら外出着から毛を取りやすい部屋着へ着替える。

愛犬とソファで過ごした服は、洗濯機へ入れる前に一度確認する。

これなら犬との触れ合いを減らさず、洗濯へ持ち込む毛を管理できますよね。


犬の毛対策は「毛の移動経路」で考えると分かりやすい

ここからは、長く犬と暮らしてきた私なりの考察です。

私は犬の毛が服につく問題を、単純な「洗濯の失敗」ではなく、犬からクローゼットまで続く毛の移動として考えると分かりやすいと思っています。

毛は突然、洗濯後の服に現れるわけではありません。

愛犬から抜けた毛が床やソファへ落ち、そこから服につき、洗濯籠へ入り、洗濯機へ移動し、場合によっては別の衣類へ移ります。

つまり、

犬→部屋・ソファ→衣類→洗濯籠→洗濯機→別の衣類→収納

という経路のどこかで毛を止めればよいわけです。

この考え方なら、「何を買えば毛が取れるの?」という悩みを、「うちではどこから毛が入っているの?」という確認に変えられます。

たとえば洗濯前にはほとんど毛がなかったのに、洗濯後に別の服へ毛がついているなら、毛の多い衣類との混在や洗濯機側の状態を確認するきっかけになります。

反対に、洗濯籠へ入れる時点ですでに服が毛だらけなら、最初に改善したいのは洗剤ではなく洗濯前の毛取りでしょう。

愛犬を抱っこした直後だけ大量につくなら、洗濯工程より部屋着と外出着の使い分けが役立つかもしれません。

このように原因の場所を一つずつ切り分ければ、必要のないグッズまで買わずに済みます。

私は犬との暮らしで、抜け毛を「ゼロにする」ことを目標にしすぎないことも大切だと感じています。

犬を抱けば毛がつくことがありますし、換毛の多い時期なら掃除をしたあとにまた毛が落ちることもありますよね。

そこで毎回「また毛がある」と疲れてしまうより、大量にたまる前に数か所で少しずつ回収するほうが続けやすいのではないでしょうか。

洗濯前に30秒だけ服を見る。

毛が多ければ粘着ローラーを使う。

必要なら毛の多い服だけ分ける。

洗濯後はフィルターを確認し、収納前に残った毛を見る。

まずはこの程度でも十分です。

それでも困る部分があれば、そこで初めて自宅の洗濯機に対応した毛取り用品や、用途に合った洗剤などを一つずつ検討していきましょう。

「人気の裏ワザを全部やる」のではなく、自分の家庭で毛が多くなる場所だけ対策する。

私はそのほうが、犬との暮らしを楽しみながら長く続けられる方法だと考えています。


まとめ|犬の毛が服につくなら洗濯前後で少しずつ減らそう

犬の毛が服について洗濯しても残るときは、洗濯前・洗濯中・洗濯後の3段階に分けて対策すると整理しやすくなります。

まずは洗濯前に粘着ローラーや衣類ブラシで目立つ毛を取り、毛が大量についた衣類は必要に応じて分けてみましょう。

洗濯中は、使用条件を確認したうえで、くず取り用品や洗濯ボール、柔軟剤、ペットの毛対策を目的とした洗剤などを補助的に検討できます。

洗濯後も毛が気になるなら、衣類だけを見るのではなく、洗濯機の糸くずフィルターや乾燥機のフィルターを取扱説明書に沿って確認してください。

そして忘れたくないのが、犬の毛は「洗濯機の中だけの問題」ではないということです。

犬→衣類→洗濯機→別の衣類→収納という毛の移動経路のどこで増えているのかを見ると、自分の家庭に必要な対策を選びやすくなります。

犬との暮らしから抜け毛を完全になくそうとすると、飼い主さんも疲れてしまいますよね。

愛犬との触れ合いはそのままに、まずは「洗濯機へ入れる前に目立つ毛を減らす」ところから始めてみてください。


よくある質問

犬の毛がついた服をそのまま洗濯してもいい?

目立つほど犬の毛がついている場合は、洗濯前に粘着ローラーや衣類ブラシなどで毛を減らしてから洗うほうがよいでしょう。

毛が多い状態で洗うと、衣類から離れた毛がほかの洗濯物へ移る可能性があります。一本残らず取る必要はなく、まず大きな毛のかたまりや目立つ部分を減らしてみましょう。

犬の毛が洗濯しても取れないのはなぜ?

衣類の繊維に毛が残っているほか、洗濯中に離れた毛が別の衣類へ移っている可能性などが考えられます。

洗濯前の毛取り、毛が多い衣類の仕分け、洗濯機の糸くずフィルターなどを順番に確認すると、どの段階で毛が残っているのかを探しやすくなります。

犬の毛対策には柔軟剤やペット用洗剤を使ったほうがいい?

柔軟剤やペットの毛対策を目的とした洗剤は選択肢の一つですが、最初に洗濯前の毛取りを試してからでも遅くありません。

製品によって用途や使用条件が異なるため、表示を確認して使いましょう。専用品だけに頼るのではなく、毛を洗濯機へ持ち込む量を減らすことと組み合わせて考えるのがおすすめです。

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