2024年2月27日、整理収納アドバイザーのかおるこさんは、愛犬「だいきち」と暮らして感じた良さとして、癒し・子どもの成長・家族の絆・散歩による運動習慣の4つを紹介しました。
犬との暮らしには毎日の世話やしつけなど大変な面もあります。それでも、何気ない日常の積み重ねが「犬を飼ってよかった」という気持ちにつながっていることが、かおるこさん一家のエピソードから伝わってきます。
かおるこさんが「犬を飼ってよかった」と感じた4つのこととは?
2024年2月27日に公開されたかおるこさんの記事では、愛犬だいきちを家族に迎えて実感した良さが4つに整理されています。
- だいきちの存在そのものに癒される
- 子どもがお世話を通して成長する
- 愛犬をきっかけに家族の絆が深まる
- 散歩によって自分も体を動かす機会が増える
今回の記事で印象的なのは、犬との生活を「楽しい」「かわいい」という面だけから描いていないことです。
かおるこさんは前回の記事で、犬と暮らすとやることが増え、想像していた以上に大変な部分もあることを率直に紹介していました。そのうえで今回は、「それでも迎えてよかった」と思える部分を振り返っています。
私は、この順番にとても意味があると感じました。
犬との暮らしを検討している人にとって必要なのは、「犬を飼えば幸せになれる」というきれいな話だけではありません。毎日お世話を続ける現実があり、その生活を含めて家族になっていくという視点のほうが、ずっと誠実ですよね。
だいきちの何気ない姿に癒される
1つ目に紹介されていたのが、愛犬だいきちの存在そのものから得られる癒しです。
かおるこさんは、ふわふわのだいきちを抱っこすることや、仕事の合間に様子を見に行ったとき、しっぽを振って待っていてくれる姿に幸せを感じていると振り返っています。
犬と暮らしていると、「特別なことをしてくれたからうれしい」というより、ただそこにいてくれることに心がほどける瞬間がありますよね。
名前を呼ぶとこちらを見る。
近くで安心したように眠っている。
帰宅すると喜んで迎えてくれる。
そうした小さな出来事が毎日繰り返されるうちに、愛犬のいる風景そのものが家庭の日常になっていきます。
私も長く犬と暮らしてきましたが、疲れて帰った日に、こちらの事情など知らない顔でいつものように迎えてくれる姿を見ると、不思議と肩の力が抜けることがあります。
犬が人間の悩みを解決してくれるわけではありません。それでも、忙しい一日の中に「この子を見て少し笑える時間」ができることは、犬と暮らして初めて気づきやすい魅力だと感じています。
子どもがお世話を通して成長する
2つ目は、子どもたちの変化です。
かおるこさんの家庭では、子どもたちもだいきちのお世話に参加し、トイレシーツの交換や食事の準備など、できることを担当しているといいます。
だいきちと遊んだり、優しく接したりする様子を見るなかで、かおるこさんは子どもたちの思いやりが育っていることを感じているそうです。
さらに、子どもの一人から「飼ってくれて本当にありがとね」と言われたというエピソードも紹介されていました。
これは、ただ犬がかわいいというだけではなく、「家族として一緒に暮らえること自体がうれしい」という気持ちが子どもの中にも生まれていることが伝わる場面です。
一方で、ここは少し丁寧に考えたいところでもあります。
犬は子どもの情操教育のために存在する教材ではなく、食事や排泄、運動、体調管理が必要な一つの命です。
子どもがお世話に関わることには意味がありますが、最終的な飼育責任を子どもに背負わせるものではありません。
年齢に応じてできることを一緒に行い、難しい部分は大人が担当する。その中で、「かわいいだけでは命とは暮らせない」ということを自然に知っていくのではないでしょうか。
私は子どもがいる家庭ほど、「犬のお世話をさせる」というより、家族みんなで犬を守る姿を子どもに見せることが大切だと考えています。
愛犬だいきちが家族の会話を増やした理由
3つ目に挙げられていたのは、家族の絆です。
かおるこさんの家庭では、だいきちを迎えてから、食事中にも自然と愛犬について話すことが増えたといいます。
しつけについて分からないことがあれば家族で悩み、一緒に調べることもあり、その過程を通して家族の一体感が以前より深まったと振り返っています。
犬と暮らしていると、愛犬が家族全員に共通する話題になりやすいですよね。
「今日はこんな寝方をしていたよ」
「さっきこんなことができたよ」
「散歩中にこんなことがあったよ」
たったそれだけの会話でも、一日の出来事を家族で共有するきっかけになります。
特に子どもが成長して、それぞれ学校や仕事、家事などで時間の使い方が変わってくると、同じ家にいても共通の話題が減ることがあります。
そんなとき、犬が家族の真ん中にいると、犬自身は何も話さないのに会話が生まれます。
私はこれを、愛犬が毎日新しい「家族の共通体験」を作ってくれているようなものだと感じています。
かおるこさん一家では、今後だいきちをドッグランにも連れて行きたいと話しているそうです。
ここにも犬との暮らしならではの変化があります。
犬を迎える前なら家族それぞれが別々に考えていた休日が、「今度はだいきちとどこへ行こう」という予定に変わっていくことがあるのです。
もちろん、犬を迎えればすべての家庭で会話が増えるとは限りません。
それでも、トイレがうまくできたことを一緒に喜んだり、しつけに悩んだら方法を相談したり、成長を家族で見守ったりする経験は、共有しやすい思い出になります。
「犬が家族を変えた」というより、犬について一緒に考える時間が増えることで、家族同士が関わる場面も増えていく。私はその点が大切なのだと思います。
だいきちの散歩は飼い主の生活にもどんな変化をもたらした?
4つ目は、散歩です。
かおるこさんは、だいきちがリードを使った外での散歩を始めたことを紹介し、これからたくさん散歩へ連れて行きたいと綴っています。
自身は普段デスクワークが中心で、ほとんど体を動かさない生活だったことから、だいきちとの散歩によって自分自身も体を動かす機会が増えることを期待していました。
ここで重要なのは、「犬を飼えば健康になれる」と単純に考えないことです。
散歩の時間や距離は、その犬の年齢、体格、体調、性格などを見ながら考える必要があります。
特に子犬や高齢の犬では、飼い主が歩きたい距離と、その犬にとって無理なく歩ける距離が同じとは限りません。
そのため、飼い主の運動を優先して犬を長時間歩かせるのではなく、まずは愛犬の様子を見ながら散歩を組み立てることが大切です。体調面で迷う場合は、かかりつけの獣医師に相談すると安心でしょう。
そのうえで考えると、犬との散歩には面白い特徴があります。
自分のためだけの運動なら「今日は疲れたからやめよう」となりやすくても、愛犬が散歩を楽しみにしていると、外へ出るきっかけになります。
私自身も、家を出るまでは少し面倒に感じていたのに、犬と歩き始めると「出てきてよかったな」と感じた経験が何度もあります。
犬のために始めた習慣が、結果として飼い主の生活リズムまで動かしていく。
この順番こそ、かおるこさんが感じた「散歩の良さ」の大切なポイントではないでしょうか。
「犬を飼ってよかった」の裏側にある大変さとは?
かおるこさんの記事を読むと、犬との生活は幸せなことばかりに見えるかもしれません。
しかし本人は今回の記事以前に、犬との暮らしには「やらなければならないことが多い」という大変さも伝えています。
この点を切り離さないことが、「犬を飼ってよかった」という言葉を理解するうえで大切です。
犬を迎えれば、ごはんを用意して、水を交換し、トイレを片付け、必要に応じて散歩へ行きます。
歯や皮膚、目、耳、排泄物、食欲などの様子にも気を配る必要がありますし、体調を崩せば動物病院を受診することもあります。
子犬の時期には、トイレ、甘噛み、留守番、吠えなどで戸惑う家庭もあるでしょう。
旅行や長時間の外出をするときにも、愛犬を誰がどのように世話するのか考えなくてはいけません。
そして年齢を重ねれば、若い頃とは食事や運動の方法が変わったり、通院や介助が必要になったりする可能性もあります。
つまり、「かわいくて癒される存在を家に迎える」ということだけが犬との暮らしではありません。
毎日世話を続ける責任も一緒に引き受けることが、犬を家族に迎えるということです。
だからこそ私は、かおるこさんが大変さについて先に発信し、その後に今回の「飼ってよかったこと」を紹介した流れに信頼感を覚えました。
楽しい部分だけを見せるより、「やることは多い。でも、それでも家族になってよかった」と伝えるほうが、これから犬を迎える人にとって現実を想像しやすいからです。
筆者が考える「犬を飼ってよかった」の本当の魅力
ここからは、かおるこさんの記事で紹介された事実を踏まえた私自身の考えです。
今回紹介された4つの良さを見ていくと、共通していることがあります。
それは、犬が人間に何か便利なものを与えてくれるというより、犬と暮らすために家族が行動した結果、家庭の日常そのものが少しずつ変わっていることです。
だいきちを抱っこする時間が癒しになる。
子どもがお世話に参加する。
しつけを家族で調べる。
散歩のために外へ出る。
一つひとつは小さなことですが、この小ささが重要なのだと思います。
犬を迎えた翌日、突然家庭が大きく変わるわけではありません。
同じ時間にごはんを出し、トイレを片付け、散歩へ行き、体調を見て、声をかける。
そうした毎日の積み重ねによって、いつの間にか「犬がいる前提の暮らし」になっていきます。
私自身、犬と長く暮らす中で強く感じてきたのは、犬を飼うと飼い主の観察力が自然と磨かれていくことです。
昨日より食べるのが遅い。
いつもより眠る時間が長い。
歩き方が少し違う。
排泄の様子がいつもと違う。
犬は言葉で細かな体調を説明してくれないため、普段の状態を知っていなければ小さな変化には気づきにくいものです。
だから私は、食欲や排泄、歯、動き方など、普段と比べてどうかを見る習慣を大切にしてきました。
この「いつもと比べる」という感覚は、愛犬の健康管理だけでなく、暮らし全体を少し丁寧に見る習慣にもつながっていくように感じます。
また、初めて犬を飼うと、「ちゃんと育てなくてはいけない」と頑張りすぎてしまう方もいますよね。
トイレを失敗した。
散歩でうまく歩かない。
呼んでも来ない。
ごはんを食べない。
一つうまくいかないだけで、「自分の育て方が間違っているのかな」と落ち込むこともあると思います。
ただ、今回のかおるこさん一家も、しつけについて家族で悩み、調べながらだいきちと生活しています。
最初からすべてがうまくいっているわけではありません。
私は、この姿がとても現実的だと感じます。
犬にもそれぞれ性格があり、生活環境も家族構成も違います。
健康や安全に関わる部分はきちんと学び、不安な症状があれば獣医師へ相談する。一方で、毎日のしつけや生活習慣は、犬の反応を見ながら家族で試行錯誤していけばよいのだと思います。
100点満点の飼い主になることより、「昨日よりこの子のことを少し分かるようになった」と感じられることのほうが、犬との暮らしでは大切ではないでしょうか。
「犬から得られるもの」ではなく「一緒に積み重ねた時間」
「犬を飼ってよかった」という言葉は、ともすると人間側のメリットだけを表しているようにも聞こえます。
癒してくれる。
運動させてくれる。
子どもを成長させてくれる。
家族仲を良くしてくれる。
けれど、私は犬との生活を長く続けるほど、少し違う意味に変わっていくのではないかと感じています。
「犬が何をしてくれたからよかった」のではなく、その子と一緒に過ごしてきた時間そのものが家族の歴史になったから、迎えてよかったという感覚です。
雨の日に散歩へ行ったこと。
トイレを失敗して床を拭いたこと。
初めてできたことを家族で喜んだこと。
体調が気になり、いつも以上に様子を見ていた夜。
玄関を開けたら迎えてくれたこと。
気づけば隣で安心しきって眠っていたこと。
こうした出来事は、その瞬間だけ見れば、とても小さなものです。
しかし何年も積み重なると、それが「あの子と暮らした日々」になります。
今回の元記事でも、かおるこさんはだいきちを迎えたことで、大切な家族が増えた喜びを感じていることを伝えています。
私は、この視点が今回の記事のいちばん大切な部分だと感じました。
犬は生活を便利にしてくれる存在ではありません。
むしろ世話は増え、予定にも制約が生まれ、費用もかかります。
それでも家族で手をかけるうちに、その手間まで含めて思い出になっていく。
これは「物を所有すること」では得られない、命と暮らすこと特有の経験なのだと思います。
これから犬を迎える人が考えておきたいこと
かおるこさん一家の様子を見て「自分も犬と暮らしたい」と感じた方もいるかもしれません。
そんなときこそ、4つの魅力だけでなく、自分の家庭で毎日お世話を続けられるかまで考えてみてください。
たとえば、
- 毎日の食事やトイレ、散歩などを誰が担当するか
- 長時間家を空ける日はどうするか
- 体調を崩したときに動物病院へ連れて行けるか
- 継続的な食費、用品代、医療費などに対応できるか
- 家族全員が犬との暮らしに納得しているか
- 犬が年齢を重ねたあとも生活を支えられるか
こうしたことを事前に家族で話しておくだけでも、迎えた後の負担感は変わります。
特に「子どもが欲しがっているから」という理由だけで迎える場合は、大人が最後まで責任を持てるかを確認しておきたいところです。
子どもが成長すれば、部活動や受験、進学などで生活が変わる可能性があります。
それでも犬のお世話は続きます。
反対に、考えてみて「今は難しい」と感じたなら、迎える時期を待つことも大切な判断です。
犬が好きだからといって、今すぐ飼うことだけが正解ではありません。
長く一緒に暮らせる準備が整ってから迎えることも、その犬に対する大切な思いやりだと私は考えています。
まとめ|犬を飼ってよかったと感じるのは日常が家族の思い出に変わるとき
2024年2月27日、整理収納アドバイザーのかおるこさんは、愛犬だいきちとの生活を通して感じた良さとして、癒し・子どもの成長・家族の絆・散歩による運動習慣の4つを紹介しました。
子どもたちはトイレシーツの交換や食事の準備に参加し、家族でしつけについて調べ、今後はだいきちとドッグランへ行くことも楽しみにしています。
その一方で、かおるこさんは以前から、犬との暮らしにはやることが多く、大変な面もあると伝えていました。
だからこそ今回の「犬を飼ってよかった」という言葉には、単にかわいさを語るだけではない重みがあります。
ごはんを用意する。
トイレを片付ける。
散歩へ行く。
家族で犬の話をする。
体調を気にかける。
そんな何気ない毎日が積み重なり、気づいたときには「この子がいる暮らし」が家族の日常になっている。
犬を飼ってよかったと感じる瞬間とは、何か特別なことが起きた日よりも、一緒に過ごす普通の日々そのものが大切になっていると気づいたときなのかもしれませんね。
よくある質問
かおるこさんは犬を飼ってよかった理由として何を挙げていますか?
2024年2月27日の記事では、愛犬だいきちとの生活から「癒されること」「子どもの成長」「家族の絆が深まること」「散歩によって体を動かす機会が増えること」の4点を挙げています。
また、子どもたちがトイレシーツ交換や食事準備に参加する様子や、家族でしつけについて調べていることも紹介されています。
犬を飼うと家族の会話は増えますか?
すべての家庭で必ず増えるとは限りませんが、かおるこさんの家庭では、だいきちを迎えてから食事中にも愛犬の話題が増えたといいます。
しつけを家族で考えたり、成長を一緒に喜んだりすることで、家族共通の話題が生まれやすくなることはあるでしょう。
犬を飼うのは大変でも「飼ってよかった」と思えるものですか?
感じ方は家庭や犬によって異なるため、一概には言えません。
かおるこさんも犬との暮らしにはやることが多いと伝えていますが、そのうえで、だいきちによる癒しや子どもの成長、家族の絆などを通して「大切な家族が増えた」と感じています。
犬を迎える前には、楽しい面だけでなく、毎日の世話、通院、費用、留守中の対応なども含めて家族で考えておくことが大切です。


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